ルキンフォー

心理学・育児・発達障害のことなど学びつつ、ラクになれる生き方を模索中

この1年で変わったこと

気づけば、1年ブログを放置していた。

まったく忘れてたというよりは、ああ、書かなきゃ、でも、時間ないしなぁ、私って本当に決めても何も続けられないなぁ、という感じ。

でも、今は、少しは、まあ、それも私なんだよな、と思っていられる。

自閉症の娘は、相変わらず、2時間そばにいて、寝付かせさせてやらなきゃいけないし。風邪やら何やらで休めば、トイレまで後追いしてくるし。

冬場は、農業従事者の夫が比較的暇なので、いろいろ手を貸してくれたけど、またも、一人で全部やらなくてはいけない日々が始まるなぁ。

ただ、以前よりはずっと笑って、娘と一緒にいられるようになった。それはとても大きい。

何が変わったかというと、カウンセリングで、自分の意見を言っても苦しくなくなったことと、自分を責めなくなったことが大きいのではないかと思う。

 

 

あと、なるべく自分の感情や思い、身体の反応に気づくように心がけている。これは今も練習中。

ホント、最近、気づいたけど、私、トイレもすぐ後回しにするし、水とかもあんまり飲まない。

よく行く整体屋さんは身体に触るとわかるらしくて、いつも「ここ痛いでしょう。腎臓ですよ?お水飲んでますか?トイレ我慢してませんか?」って毎回言われてたけど、そのせいだったんだなぁ。

我慢しなきゃってちゃんと考えてるというよりは、自分の欲求の優先度がすごく低いというか、それより、目の前のことを先に終わらせよう、って自然に考えてしまう。なので、意識的に、気づいたら、すぐに応えてあげる。

 

何より、怒りを抑えていたというのが、とても大きな発見だった。

父がものすごい怒鳴り方をして、人間関係をめちゃくちゃにする人だったので、怒りというのがとんでもなく悪いものだって思いがあったんじゃないかな?

カウンセリングで、子供のころのことを思い出しながら、「怒りを感じて」と言われても何も出てこなくて、「おかしい、とか、いやだ、やりたくない、とかは?」くらいまでハードル下げて、「うーん、それならちょっと思う、かな?」レベルから始まって、何回か、それをテーマに受けた。家で一人でもやってみた。

それで、ようやく、現在の怒りの感情処理もできるようになった。

 

それでわかったけど、いつももやもやしてたのってちゃんと怒ってなかったからなんだな。

腹が立つことがあったときに、怒りそうになると、「こういう人だし仕方ない」とか「世話になってるから、悪く言ってはいけない」みたいな気持ちがわいて、怒ってる自分を否定してしまう。

で、結局、きちんと怒らずに済ませるから、いつまでもモヤモヤを引きずり続ける。そして、同じような場面になるたびに、さらに怒りを募らせていく。

しかも、怒ることを悪いことだと思ってるから、イライラしてしまったことや、愚痴を言ってしまったことが苦しくて仕方ない。カウンセリング中に、「自分の中に、パワハラ上司がいるみたい」と表現したことがある。そのパワハラ上司は、年中、私のダメなところを見つけては、頭の中で怒鳴り続けるのだ。自分だからごまかすこともできない。本当につらい。

 

それが今はなくなった。本当に楽。

普通の人って、こんなに楽に生きてるんだ。そりゃ、私が死にたいって言っても、何でって言うよね。私も、最初からこうだったら、そんなこと考えなかったもの。

 

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